Lesson4 幾つかの漢詩吟の稽古

番号 表題 作者 最初の一句 新たに習得する余韻
 梅花  王 安石 牆角数枝の梅 中(ファ)1下ゆり止、高(ド)2下延
長寿吟   作者不詳 人生五十花なら蕾
中庸 元田 東野 勇力の男児は勇力に斃れ 無し
偶成   朱 熹 少年老い易く学成り難し 無し
海南行 細川 頼之 人生五十功無きをはず
寒梅      新島 襄 庭上の一寒梅 中(ファ)1下ゆり止、高(ド)2下延
勧学   陶 潜 盛年重ねて来らず
湖陰君を尋ぬ 高 啓 水を渡りまた水を渡る 高(ド)2下延
山居 藤原 惺窩 遠く寒山に上れば石径斜なり 中山
10 清明 杜 牧 清明の時節雨紛々 中(ミ)つなぎ
11 静夜思 李 白 牀前月光を看る 中(フ)1下、高(ド)2下
12 七歩の詩 曹 植 豆を煮るに豆がらを燃く 中(ファ)1下ゆり止、高(ド)2下延
13 四時 陶 潜 春水四澤に満ち 低吟変2上
14 春暁 孟 浩然 春眠暁を覚えず 低(シ)吟変
15 時に憩う 良寛 薪を担うて翠岑を下る 中(ファ)1下ゆり止、低 (シ)吟変
17 海に泛ぶ 王 守仁 険夷原胸中に滞らず 高吟変、中3上、大山
18 . . .
注1;順番はローマ字表現した場合のabc順です。HPのファイルでは漢字を使えないのですが、メンテのために英字ファイルの順番に合わせたものです。

注2;「新たに習得する余韻」は、LESSON 2,3 にはない「余韻」です。略号は「余韻分類」の項を参照してください。

注3;採り上げた詩は、教訓的なもの、慣用句が含まれるものなど、知っていて損のない詩の他、「余韻」を一通り網羅するために敢えて採り上げたものもあります。


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